- 住所
- 〒760-0080高松市木太町1868-2谷口ビル1階
- 電話番号
- 087-836-9270
プロでも一般の方でも、日常的にゴルフをしている人に起こりやすい症状の一つとして挙げられるのが肘の痛みです。
テニスしている人でも同じように肘が痛くなることがありますが、テニス肘とは反対に内側が痛くなることが多く、肘関節周辺の疲労または炎症を正式には「上腕骨内側上顆炎」といい、一般的にはゴルフ肘、ゴルフエルボーと言われます。しかし、実際にはゴルフに限らず野球や他のスポーツ、腕を過度に使用する職業につかれてる方や、筋肉の弱い女性などにも起こりえます。
肘の内側や外側には、肘を曲げたり指を曲げるための筋肉がいくつか付いているのですが、その筋肉を繰り返し使ったり無理な力がかかることによって、筋肉が緊張します。ゴルフ肘の場合、その筋肉が骨に付着する外側に強い牽引力がかかり、内側の腱や靭帯などに炎症をおこし、痛みや腫れが現れます。グリップが合ってない、正しいフォーム・芯で打ててないなどで余計な力が入ってしまった状態を繰り返すことでより悪化していきます。子供の時に起こるゴルフ肘では、外側の骨軟骨障害も起こりやすいので早期に対応が必要です。
ただ原因はフォームや疲労だけではありません。実際にゴルフを患った方をみると、骨盤や身体のバランスがくずれている事によって、腕や手ばかりに頼ってしまい、その負担が肘にシワ寄せがきいます。
当院では、肘の負担がかかっているところはモチロン緩和させていきますが、なぜ負担がかかる状態にあるのかを一番大切にしています。
主に調整する箇所は上腕骨、肩関節、肘、手首(手根骨)になります。そして身体のバランスを整えて肘にかかる負担をより少なくしていきます。全体のバランスを整えることで、ゴルフをしても痛みが出ない、日常生活も困らないという状態が根本からの改善です。
少し痛いぐらい…と我慢してしまい、しまいにはドアノブを回すことにすら、不安を感じるようになってから病院や整骨院に、かかる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
やっと病院に行っても、やはり湿布や痛み止めを処方され、しばらく大好きなゴルフを控え安静にするように言われることが多いのではないでしょうか?さらに好転がみられない時は、テーピングや注射・電気治療をしますが、「もうゴルフやめないといけないかな…」と諦めかけている方も少なくはないです。
初めは少し(2週間~3週間程度)ゴルフを我慢して、治すことにに専念していただく必要はありますが、日常生活にも不安なく、楽しみにしている趣味をアナタにとり戻す力に力添えさせてください。