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手首の手のひら側にある骨と靭帯、繊維組織に囲まれたトンネル状の狭い空間のことで、そのトンネルの中には正中神経と腱が通ります。
何らかの原因で、その手根管が歪んだりつぶれたりすると、中の正中神経が圧迫され、親指~薬指半分くらいまでにシビレが起こることを手根管症候群と言います。
では何が圧迫の原因となっているのでしょうか?
実は、私達が手の指を動かそうとする時、ただ指だけが動いている訳ではないのです。
指が動く仕組みとして、腕の筋肉が硬くなることによって、指の腱を引っ張り指が動いているのです。
しかし、腕の筋肉が硬くなったままでいると、腱をずっと引っ張り続ける状態となり、次第に腱が太くなったりむくんでしまいます。そして狭い手根管の中で太くなった腱が、正中神経を圧迫するようになり、痛みや痺れが現れてくるのです。
また更年期や産前産後の女性に多くこの症状がみられるのは、女性ホルモンの変化によって水分量が変化し、手足がむくみやすいので、同様に手根管の中が膨らみ正中神経が圧迫されるからです。
◇リウマチや糖尿病の方
◇腎疾患や通風を患っている方
◇手をよく使う職業・主婦
◇手首に骨折歴のある方
病院では神経伝達速度検査などをして、手根管症候群と診断された方の多くは原因を使い過ぎや原因不明と言われるようです。アイシングや安静にするように言われても、日常生活の中で、指を使わないように生活する事はモチロン難しい話ですよね。
マッサージやストレッチをしても効果がないようなら、ビタミン剤や痛み止めを処方され、症状に改善がみられないなら注射、更には手術をすすめられる様になるでしょう。また手術をしたからと言って、良くなる方もいますが、全ての方が完全に以前のようになるとは限りません。
手のひらだけをアプローチしていくだけではなく、手首や肘、肩関節、カラダ全体のバランスを整えていくことで症状を落ち着かせていきます。
手根管症候群を起こしている原因の筋肉の硬さは、人によって硬くなっている箇所も違えば、それぞれの生活環境(背景)が関与している可能性もあるのです。なのでこの原因を特定して治療していかなければ、指や腕の周りだけを治療してもなかなか治りません。なぜ、アナタの手根管症候群はおきているのか?を見つける事が大切なのです。
手術をしなくても治る可能性がまだ十分にあります。
ですから、決断をする前に手術回避の方法を探しませんか?
まずは、ご相談ください。アナタの不安や悩みに、一緒に向き合っていきます。